1926(大正15)年12月25日、大正天皇が崩御した日に植木等は生まれた。
本年は生誕百年というアニバーサリー・イヤーにあたる。
ただし、戸籍上では1927(昭和2)年2月25日生まれ。
これは、出生時に植木の父親が体調を崩し、叔父に役所への届けを依頼するが、
これを叔父が失念。翌年2月にようやく出生届けを出したことによる。
この世に生まれ落ちたその日から、まるで〝無責任男〟のような逸話をもち、
歌手、俳優、コメディアンとして日本中を楽しませ、明るく照らしてくれた植木等。
本サイトの連載「東宝映画スタア✩パレード」でおなじみの高田雅彦さんは、
幼少時より「スーダラ節」とクレージー映画に目覚め、ほとんどのレコードを蒐集、
可能な限りの作品に接してきたクレージーな植木等ファン。
植木邸の近所に住まい、遂には自ら作った8ミリ映画に植木等本人を出演させてしまう
という奇跡を成し遂げた人でもある。
今回の特集では2回にわたって、植木等との個人的体験をもとに、
高田さんだからこそ知り得た〝とっておき〟のエピソードをご紹介いただく。
そこからは表舞台には出ることのなかった、植木等の別の顔が浮かび上がってくるだろう。